描きたい物を見つけると何日も、何ヶ月もよくその場所に行き観察をします。いろんな角度で見たり時には触り、1時間でもその場所にずっといます。そうするとその周りに昆虫や生物がやってきて風景を作ってくれます。例えば蓮池を観察していると蜻蛉、蝶、カエル、白鷺、鯉、亀、雷魚などに遭遇することができます。その場所で命の営みを繰り広げます。ただその見た物やその場所の風景をそのまま描き写すのではなく、自分の頭の中で構成した風景に観察したたくさんのパーツを組み合わせることでカタチにして来ました。
ボールペンの点描画は時間がかかります。でも仕事に追われながら毎日少しでも描き完成に近づいていく時間は至福の時間でもあります。
- 1954年
- 岐阜県郡上市生まれ
KAMEYAMA DESIGN INC.
代表取締役